近年の分類・和名の変更に関する解説記事・文献

日本産爬虫両生類の分類と和名に関する解説記事

標準和名が最近新設されたもの

ヒガシヒダサンショウウオ Hynobius fossigenus Okamiya, Sugawara, Nagano et Poyarkov, 2018(2018年11月24日新設)

新種記載されたため和名を新設

トサシミズサンショウウオ Hynobius tosashimizuensis Sugawara, Watabe, Yoshikawa et Nagano, 2018(2018年9月19日新設)

新種記載されたため和名を新設

ミカワサンショウウオ Hynobius mikawaensis Matsui, Misawa, Nishikawa et Shimada, 2017 (2017年11月26日新設)

新種記載されたため和名を新設

ケラマトカゲモドキ Goniurosaurus kuroiwae sengokui Honda et Ota, 2017(2017年9月3日新設)

新亜種記載されたため和名を新設

その他の変更

ニホンイシガメ Mauremys japonica (Temminck et Schlegel, 1838)(2019年1月25日修正)

Fauna JaponicaのReptiliaは、1834–1838年にかけて出版された。Cheloniiの1–80ページと図1–9は1834年に、Ophidiiの81–96は1837年に、Saurii et Batrachiiの97–144ページは、1838年に出版された(Hoogmoed et al. 2010)。しかし、1834年には、図版8–9でEmys palustris var. Japonと書かれており、これを変種として記載されたとされてきた。しかし、Turtle Taxonomy Working Group et al. (2017)は、これを学名ではなく通俗名と判断した。実際の命名は1838年の139ページの図の説明に書かれたEmys vulgaris japonicaが原記載の学名である。したがって、ニホンイシガメの学名はMauremys japonica (Temminck et Schlegel, 1838)となる。

キノボリトカゲ属 Diploderma Hallowell, 1861(2018年10月24日変更)

属の分類変更のため,学名と和名の対応を変更

含まれる分類群: キノボリトカゲ Diploderma polygonatum Hallowell, 1861; オキナワキノボリトカゲ Diploderma polygonatum polygonatum Hallowell, 1861; サキシマキノボリトカゲ Diploderma polygonatum ishigakiense (Van Denburgh, 1912); ヨナグニキノボリトカゲ Diploderma polygonatum donan (Ota, 2003); スウィンホーキノボリトカゲ Diploderma swinhonis (Günther, 1864)

コガタブチサンショウウオ Hynobius stejnegeri Dunn 1923 学名の変更(2017年12月9日)

ベッコウサンショウウオ Hynobius ikioi Matsui, Nishikawa et Tominaga, 2017 新種の学名に変更(2017年12月9日)

分類の変更により,学名と和名の対応を変更.Hynobius stejnegeri Dunn 1923 のタイプ標本がベッコウサンショウウオではなく、コガタブチサンショウウオであることが判明した。また、ベッコウサンショウウオには対応する学名が無いため、新種記載され、Hynobius ikioi Matsui, Nishikawa et Tominaga, 2017 とされた。


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