標準和名案について学会員からの意見募集

新しい標準和名案について,本学会会員からの意見を募集します.

標準和名に関するご意見は,標準和名委員会 委員長(疋田 努 <tom(a)zoo.zool.kyoto-u.ac.jp>)へお願いします.
※SPAM防止のため,メールアドレスの “@” を “(a)” に変えてあります.

ブチサンショウウオ種群の2種(2019年6月3日まで意見募集)

ブチサンショウウオ種群から2新種が記載されました.標準和名委員会では、この種の標準和名について検討をおこない、以下の記載論文で名付けられた和名を標準和名案に決定しました.

チュウゴクブチサンショウウオ Hynobius sematonotos Tominaga, Matsui et Nishikawa, 2019

種小名はギリシャ語で、「背中に模様」があるという意味である.和名は中国地方に分布することから付けられている.

チクシブチサンショウウオ Hynobius oyamai Tominaga, Matsui et Nishikawa, 2019

学名は九州帝國大學の小山準二博士に献名されており、和名は分布域の九州東北部の筑紫地方に由来する.

カスミサンショウウオ種群の8種(2019年6月3日まで意見募集)

本学会の英文誌Current Herpetology 38巻1号にカスミサンショウウオ種群から7新種が記載され、新たに8つの和名が提案されました.標準和名委員会では、この種の標準和名について検討をおこない、以下の記載論文で名付けられた和名を標準和名案に決定しました.

サンインサンショウウオ Hynobius setoi Matsui, Tanabe et Misawa, 2019

学名は島根大学名誉教授の瀬戸武司博士に献名されている.和名は分布域の山陰地方に由来する.

セトウチサンショウウオ Hynobius setouchi Matsui, Okawa, Tanabe et Misawa, 2019

種小名、和名とも瀬戸内地方の東部に分布することに由来する.

イワミサンショウウオ Hynobius iwami Matsui, Okawa, Nishikawa et Tominaga, 2019

種小名、和名ともタイプ産地の島根県北部の旧名石見地方に由来する.

ヤマグチサンショウウオ Hynobius bakan Matsui, Okawa et Nishikawa, 2019

種小名は産地の山口県下関市の旧名馬関による.和名は主な分布域の山口県からとられている.

アブサンショウウオ Hynobius abuensis Matsui, Okawa, Nishikawa et Tominaga, 2019

種小名、和名とも産地の山口県北部の阿武地方に由来する.

アキサンショウウオ Hynobius akiensis Matsui, Okawa et Nishikawa, 2019

種小名、和名とも産地である広島県西部の旧名安芸に由来する.

ヒバサンショウウオ Hynobius utsunomiyaorum Matsui et Okawa, 2019

和名はタイプ産地の広島県北東部の比婆山に由来する.種小名は宇都宮妙子・泰明夫妻に献名されている.

ヤマトサンショウウオ Hynobius vandenburghi Dunn, 1923

和名はタイプ産地の奈良県大和地方に由来する.学名は、カスミサンショウウオの異名とされていた.